インチアップはもっとも手軽なカスタム☆メリット・デメリットをご紹介!

自動車のカスタムの中で見た目が変わり、大掛かりな作業が必要とならないカスタムはタイヤ・ホイールの「インチアップ」です。

 

需要期が終わって暇になってきたので、久々の投稿でインチアップの考え方やメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。

 

インチアップとは

当サイトを見に来てくれているアナタであれば説明の必要はないかもしれませんが、一応簡単にご説明を。

 


上の動画は、タイヤメーカー「ダンロップ」が公開しているもので、インチアップについての考え方がわかりやすく紹介されています。

 

インチアップの考え方はインチダウンと一緒で「外径を標準タイヤサイズと同等のものにする」というのが基本です。

 

インチダウンが

インチ・偏平率・タイヤ幅を標準タイヤサイズの外径と同等か近くなる様に小さくする

のに対し、

インチアップは

インチ・偏平率・タイヤ幅を標準タイヤサイズの外径と同等、または近くなる様にサイズを大きく

していきます。

 

他にもインチアップするにあたって様々な注意点がありますが、基本的にはこれがインチアップの考え方となります。

 

インチアップを行うと、「インチ(径)は大きく」「偏平率は薄く(タイヤ横のふくらみの長さが短くなる)」「タイヤ幅は同じか、広く」なります。

 

そもそもの話、主にブレンボ等の高性能大型ブレーキを搭載のためのクリアランス確保やグリップ性能向上の目的で行われていたのがインチアップなんですけど、今は主に見ため重視でカスタムされる方が多いですね。

 

 

インチアップのメリット

インチアップには標準タイヤ(純正装着タイヤ)とは違ったメリットがあります。

 

メリット①見た目の変化

まず1つめのメリットとしては、見た目の変化が挙げられます。いわゆるドレスアップってやつですね。

 

純正(標準装着)ホイールだと可もなく不可もなくなデザインのホイールが多いですが(オプション除く)、汎用ホイールは本当に様々なデザインがあります。

 

 

汎用ホイールの有名どころを適当に一部をご紹介してみましたが、桜柄といった変わり種のホイールから、メッシュ・ディッシュといった種類のホイールが多数あり、物によってはクロカン・SUV系に似合うタフ系ホイールや、スポーツ系に似合うスポーク系ホイール、あとはホイールカラーなどもあり好みによって選び放題です。

 

装着するホイールの種類やカラーにもよりますが、車の見た目が標準装着のタイヤ・ホイールよりもかっこよくスタイリッシュになります。個性ある車に変えられるって感じですね。

 

もちろん、汎用ホイールには作られているサイズ、作られていないサイズがありますので、装着したい車とホイールのマッチングは調べる必要があります。

 

 

メリット②運動性能の向上

インチアップの実用的なメリットとして「運動性能の向上」が挙げられます。向上するポイントは以下の通り。

 

●グリップ(ブレーキ)・の向上

インチアップするとインチ(径)が大きくなる以外にも、タイヤ幅も大きくなり、偏平が薄くなります。

その結果、タイヤと路面の接地面が増えるので摩擦力が増えグリップ力が向上し、コーナーリング・制動やブレーキの効きが良くなります。

 

●ハンドリングの向上

インチアップすると、タイヤの偏平(サイドウォール)が薄くなります。純正サイズよりもサイドウォールの「たわみ」が減るため、通常走行はもちろんコーナーでのハンドリングの反応が良くなります。

 

 

インチアップのデメリット

インチアップのメリットを挙げましたが、当然デメリットもあります。酸いも甘いもかみ分けてインチアップに臨みましょう。

 

デメリット①価格が高くなる

単純に「タイヤの価格が高くなる」という部分です。

 

標準のタイヤサイズを基準に考えると、タイヤサイズが大きくなればその分価格に反映されます。特に国産タイヤで、ある程度タイヤにも静音や高グリップ性能を求めるのであれば価格は顕著に上がります。

 

少しでも安くするならアジアンタイヤなど輸入タイヤを履いた方が安く上がり、インアウト設定のあるタイヤを選んだほうがローテーション出来るのでタイヤを長く持たせられます。

 

逆に、回転方向設定があるタイヤは片方のフロント・リアだけのローテーションしかできませんので、あんまりオススメはしません。個人的には好きなパターンではあるんですけどね。

 

ホイール購入費用も掛かりますが、これは最初だけ。気にすべきは適時交換の必要があるタイヤの価格でしょう。

 

 

デメリット②乗り心地が悪くなる

インチアップを行うと偏平率が下がりますが、タイヤ横ふくらみが薄く(短く)なればなるほど車両重量を支えるためにゴムは固くなり、クッション性能が下がってしまいます。

 

偏平が下がることによりクッション性能が下がると、路面の凹凸の衝撃がダイレクトに伝わってくるので、乗り心地が固くなり悪くなります。

 

 

デメリット③燃費が悪くなる

タイヤの接地面が増えるのはもちろん、転がり抵抗も増えるので単純に燃費が悪くなります。

 

また、インチアップしたことにより、ホイールやタイヤ共にサイズが大きくなることで重量も増します。重量が増せば当然燃費は落ちますね。

 

燃費を気にするのであれば、標準装着サイズ+軽量ホイール+お値段高めの低燃費タイヤの組み合わせが最強です。

 

 

デメリット④走行音が大きくなる

タイヤと路面の接地面が増えることにより、標準サイズのタイヤよりも走行音が大きくなります。

 

ただ、走行音に関してはタイヤのトレッドパターン(タイヤ接地面のゴムの形状)による場合が多く、V字パターン(回転方向ありタイヤ)が走行音がうるさいと良く言われます。

 

 

インチアップの注意点

インチアップを行うにあたり注意しなければならない点がありますよってお話。

 

注意点①タイヤは外径は同等か近いものを選択する

上でも何度か触れてますが、タイヤ外径は標準タイヤサイズと同等、または近いものを選びましょう。

 

外径が大きすぎるとスピードメーター等誤差の原因となり、車検に通らなくなる可能性があります。私基準だと外径±20mm以内と考えてます。

 

 

注意点②ロードインデックスは標準サイズ同等かそれ以上

タイヤには荷重指数(ロードインデックス/LI)なるものがあります。

 

これは、タイヤ1本で支えられる重量(負荷能力)を数字で表したもので、タイヤサイズ表記の後ろについてます。

 

例えば「215/45-17 87W」といった感じで「87」がロードインデックス表記に当たります。

 

標準装着タイヤは自動車メーカーが車の車重や乗車定員を想定して決定しているので、ロードインデックスが下がってしまうと想定した荷重に耐えられず、タイヤの偏摩耗やバーストの危険性が増し車検にも通りません。

 

同等かそれ以上のロードインデックスを持つタイヤであれば問題はありません。

 

 

注意点③タイヤ幅

インチアップする際に外径やロードインデックスなど注意が必要だと言いましたが、もう一つ注意しなければいけないのが「タイヤ幅」です。

 

インチアップしたいと相談に来られる方の多くが、タイヤ幅を太くしたいとおっしゃいます。

 

適正なタイヤ幅で外径・ロードインデックスをクリアしているのであれば問題ありませんが、過度に太いタイヤを履くと車高の落とし具合やキャンバーによって違いはありますが、ノーマルだとタイヤのふくらみでフェンダー突出したり、ハンドルを切った際にタイヤの角がタイヤハウスやフェンダーに当たってしまう可能性もあります。

 

 

注意点④TPMS

TPMS(空気圧センサー)が標準装着されている車に乗っている場合、汎用ホイールに変える場合はTPMSも一緒に移植する必要があります。

 

警告灯をキャンセルするか、汎用ホイールでTPMS装着の加工が施されている物を使うかがあります。大半は前述の警告灯キャンセルですね。

 

 

まとめ

インチアップは格好よく車をおしゃれできる上に、車の運動性能を引き上げてくれる最も手軽な方法ではありますが、メリット以外にもデメリットも多いことを理解したうえで行うことをお勧めします。

 

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