【2024年9月 追記/40系新型】アルファードの純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン
トヨタが販売するミニバンの中で最上級に当たる「アルファード」の純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン・マッチングをご紹介します。
【追記】2024/9/17 新型アルファードのマッチング情報を更新
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アルファードとは?
【徹底解説】アルファードの歴史と最新40系モデルの魅力とは?
トヨタのフラッグシップミニバン「アルファード」は、2002年の初登場以来、ラグジュアリーな移動空間を提供する存在として高い人気を誇っています。とくに2023年に登場した40系は、性能・内装・デザインすべてが刷新された注目のモデルです。本記事では、アルファードの進化の歴史と、最新40系モデルの魅力を詳しく解説します。
アルファードの歴史:高級ミニバンの先駆者として
初代(10系)アルファード:新ジャンルを切り拓いた名車
2002年に登場した初代アルファード(10系)は、ミニバン市場に高級という価値を持ち込んだ革新的なモデルでした。セダン顔負けの内装と、広々とした3列シートによる快適な乗車空間で、家族層から法人ユーザーまで幅広く支持されました。
2.4Lの直列4気筒エンジンと、3.0LのV6エンジンをラインナップし、FFおよび4WDにも対応。安全装備や静粛性にもこだわり、以降の高級ミニバン市場の礎を築いた一台です。
2代目(20系):より洗練された高級路線へ
2008年に登場した20系は、初代の成功を踏まえてさらに高級感を追求したモデルでした。外観デザインは先代よりも押し出しが強くなり、インテリアはより上質な素材とデザインでグレードアップ。加えて、「ヴェルファイア」という姉妹車も登場し、好みによって選べるスタイルの幅が広がりました。
2.4Lと3.5L V6のパワーユニットに加え、安全装備や快適装備も充実。ロイヤルラウンジといったVIP仕様も登場し、ビジネス送迎車としての需要も急増しました。
3代目(30系):ラグジュアリーミニバンの完成形
2015年に登場した30系アルファードは、まさに「移動するラウンジ」ともいえる存在へと進化しました。押し出しの強いフロントマスクは好みが分かれるものの、個性と存在感を両立したデザインとして人気を博します。
内装では、エグゼクティブラウンジグレードを筆頭に、リクライニング電動シート、静粛性の高い室内空間、トヨタセーフティセンスなどを装備し、高級セダンを超える快適さが特徴でした。
40系アルファードの登場:2023年の革新モデル
新時代の幕開けとなる40系
2023年6月に登場した40系アルファードは、TNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームを採用した新設計モデルです。トヨタはこのモデルで「走る・曲がる・止まる」の基本性能にこだわりつつ、さらに上質な内装とユーザー体験を提供することに成功しました。
また、環境性能にも配慮し、2.5Lハイブリッドモデルを中心に据えたラインナップとなっています。
40系アルファードの詳細スペック
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
全長 | 4,995mm |
全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,935mm |
ホイールベース | 3,000mm |
駆動方式 | FF/E-Four(ハイブリッド) |
乗車定員 | 7名(一部8名) |
パワートレインと燃費性能
2.5Lガソリンエンジンはダイナミックフォースエンジン(A25A-FKS)を採用し、Direct Shift-CVTと組み合わせることで滑らかで力強い走りを実現。一方、2.5Lハイブリッド(A25A-FXS)は電気式無段変速機との組み合わせで、燃費と静粛性を両立しています。
高級感を極めた内装と装備
ジェット機のようなプレミアム空間
「プライベートジェットのような上質な空間」をテーマに開発された40系アルファードの内装は、圧倒的な快適性を実現しています。Executive Loungeグレードでは、本革仕様のエグゼクティブパワーシート、14インチの大型ナビ、リアエンターテインメントシステムを搭載。
さらに、遮音性の高いガラスやボディ構造により、外部騒音を極限までカットし、車内はまるでラウンジのような静けさです。
安全性能:最先端のToyota Safety Sense搭載
40系アルファードは最新のToyota Safety Senseを全車に標準装備。
・プリクラッシュセーフティ(歩行者・自転車対応)
・レーントレーシングアシスト
・レーダークルーズコントロール
・アダプティブハイビームシステム
さらに、上級グレードでは自動駐車機能「アドバンストパーク」や、高速道路での運転支援「アドバンストドライブ」も選択可能です。
グレードと価格帯(2023年時点)
グレード名 | 特徴 | 価格帯(税込) |
---|---|---|
Z(ガソリン) | ベースモデル | 約540万円前後 |
Z(HV) | ハイブリッドモデル | 約620万円前後 |
Executive Lounge | 最上級VIP仕様 | 約870万円前後 |
ユーザーのニーズに合わせた選択肢が用意されており、法人向け・個人向けともに幅広い支持を集めています。
まとめ:40系アルファードは“走るラグジュアリーホテル”
アルファードは誕生以来、高級ミニバンの象徴として進化し続けてきました。とくに40系は、快適性・安全性・デザインのすべてを最新水準に引き上げ、まさに“走るラグジュアリーホテル”と呼ぶにふさわしいモデルです。家族とのドライブはもちろん、接待や送迎など多目的に使える一台として、今後も高い注目を集めることは間違いありません。
アルファードの標準(純正)タイヤサイズ
アルファードの標準(純正)タイヤサイズは以下の通りです。
◎215/65-16
◎225/60-17
◎235/50-18
※型式:AGH30W/AYH30W/GGH30W
オススメのサマータイヤは「ミニバン専用モデル」のタイヤです。
ミニバン特有の「ふらつき」や「偏摩耗」を抑えてくれて、乗り心地もよく、乗用タイヤよりも長持ちします。
以下は各メーカーで販売されているミニバン専用の夏(サマー)タイヤです。
ダンロップ「RV505」
ヨコハマ「RV02」
グッドイヤー「RV-F」
ブリヂストン「レグノ GRVⅡ」
【追記】40系新型アルファードの標準(純正)タイヤサイズ
40系新型アルファードの標準(純正)タイヤサイズは以下の通り。
◎225/65-17
◎225/60-18
◎225/55-19
◎235/45-20
今の主流はタイヤ幅を細く、横じゃなく縦に接地面積を取ってる感じがしますね。
しかもタイヤサイズがSUVに寄ってるので、選ぶタイヤもSUVに設定が多いサイズになります。タイヤサイズだけで業者さんに言うとSUVのタイヤ出してきそう。
アルファードの標準(純正)ホイールサイズ
アルファードの標準(純正)ホイールサイズは以下の通りです。
◎6.5-16 +33 5/114.3
◎6.5-17 +33 5/114.3
◎7.5-18 +45 5/114.3
※型式:AGH30W/AYH30W/GGH30W
ナットサイズ
M12×1.5-21HEX
※アルファードはナットの座面が平面座となります。
【追記】40系新型アルファードの標準(純正)ホイールサイズ
40系新型アルファードの標準(純正)ホイールサイズは以下の通り。
◎6.5-17 +40 5/120
◎7.0-18 +40 5/120
◎7.0-19 +40 5/120
◎8.0-20 +40 5/120
※型式:40W/45W
ボルトサイズ
M14×1.5-21HEX
PCD・ボルト車変更のため、前型ホイール流用不可です。
アルファードのインチダウン
アルファードは16インチまでのインチダウンが可能です。
17インチへのインチダウン
タイヤサイズ
◎225/60-17
ホイールサイズ
◎7.0-17 +40~33 5/114.3
16インチへのインチダウン
タイヤサイズ
◎215/65-16
ホイールサイズ
◎6.5-16 +35~30 5/114.3
16インチまで下げても問題はありませんが、見栄え的を気にするなら18インチ標準装着の車なら17インチへのインチダウン、17インチ標準装着の車なら16インチへのインチダウンと、1つインチを下げるくらいが現実的かなと思います。
【追記】40系新型アルファードのインチダウン
40系アルファードで17インチまでのインチダウンが可能。
ただし、4WDエグゼクティブラウンジは使用ホイールに注意が必要になります。以下追記をご覧ください。
まとめ
最初はミニバンという認識しかありませんでしたが、現行となる3代目はすでに高級車として認知度が高くある種のステータス感がありますね。
実際にお値段の方もバカ高いんですけどね。一度は所有してみたいものです。
【追記】
アルファード・ヴェルファイアで一番変わったのは「ボルト車」になって、PCDも「120」に変わったことでしょう。
これにより、前型のアルヴェルからホイールを引き継いで使うということが出来なくなりました。
使えると思っている方、要注意ですよ。
【追記】2024年9月17日
アルファード・ヴェルファイアの4WD上級グレード「エグゼクティブラウンジ」に関しては、5/120のホール・ピッチを注意する以外に「ホイールの耐荷重」に注意が必要です。
一般的には630kg前後の耐荷重で作られているホイールですが、エグゼクティブラウンジはホイール1本当たりの耐荷重が730kgに対応している物でないと使うことが出来ません。
現状大手メーカー(トピー・ホットスタッフ・ウェッズ)は、既存のホイールでサイズを増やして対応している状況です。
5/120のホイールでも耐荷重に対応していない可能性もあるため、購入の際は注意が必要です。