ハリアーの純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン【2013.12~ ZSU60W/ZSU65W/AVU65W】
トヨタのクロスオーバーSUVで3代目にあたる「ハリアー(ZSU60W/ZSU65W/AVU65W)」の純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン・マッチングをご紹介します。
Tokumeigakarinoaoshima – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
【60系ハリアー徹底解説】上質SUVの魅力とスペックを完全網羅
2013年に登場し、2020年まで生産された3代目「60系ハリアー」は、トヨタの都会派高級SUVとして大きな人気を博しました。
レクサスRXの姉妹車というルーツを持ちながらも、国内市場に特化した設計で独自の進化を遂げた60系ハリアーは、スタイリッシュな外観と快適性、そして多彩なパワートレインを武器に、幅広い層に支持されてきました。
この記事では、60系ハリアーの概要、スペック、特徴、各グレード、さらには中古市場での評価まで、あらゆる情報を網羅的に解説します。
【1】60系ハリアーとは?都会派SUVの象徴
60系ハリアーは、2013年12月に発売されたトヨタのクロスオーバーSUVで、ハリアーシリーズの第3世代にあたります。先代のハリアーは海外展開もされていましたが、60系は日本市場専用モデルとして開発されました。
そのため、走行性能よりも「乗り心地」「静粛性」「高級感」に重点が置かれ、特に都市部での快適な使用を前提とした仕様となっています。流麗なボディラインや高級感のある内装、そして安全装備の充実により、ファミリー層から若年層まで多くの支持を集めました。
【2】60系ハリアーのスペック概要とパワートレイン
基本スペック表
項目 | 内容 |
---|---|
型式 | ZSU60W / ZSU65W / AVU65W |
販売期間 | 2013年12月 ~ 2020年6月 |
定員 | 5人乗り |
駆動方式 | FF / 4WD |
全長×全幅×全高 | 4720×1835×1690(mm) |
ホイールベース | 2660mm |
トランスミッション | CVT or 6速AT(ターボ車) |
60系ハリアーには3つのパワートレインが用意されています。
2.0L ガソリン(自然吸気)
もっともベーシックなモデルで、燃費とコストパフォーマンスのバランスが良く、街乗りがメインのユーザーにおすすめ。CVTとの組み合わせによりスムーズな加速と静かな走りが特徴です。
2.5L ハイブリッド
E-Four(電気式4WD)を搭載し、雪道や悪天候にも強い構成。燃費性能も非常に高く、JC08モードで21.8km/LとSUVとしては優秀な数値を記録しています。
2.0L ターボ(2017年追加)
走りを楽しみたいユーザー向けのグレード。231ps・35.7kgf・mのトルクを誇り、6速ATとの相性も良好。高速道路やワインディングでも十分な加速性能を発揮します。
【3】グレード構成と装備の違い
60系ハリアーは、装備や外観・内装に応じて多彩なグレードが用意されており、ニーズに合わせた選択が可能です。
主なグレード
-
ELEGANCE(エレガンス)
ベーシックグレードながら充実した快適装備を搭載。バランスの良さが魅力。 -
PREMIUM(プレミアム)
本革巻きステアリングや合成皮革シートなど、内装の質感を大幅に向上。 -
PROGRESS(プログレス)
JBLプレミアムサウンドやパノラマルーフ、ナビゲーションなどを装備。最上級グレード。 -
GR SPORT(ジーアール・スポーツ)
専用エアロパーツ・足回り強化などスポーティな演出が満載。
装備のハイライト
装備内容 | 対応グレード |
---|---|
JBLプレミアムオーディオ | PROGRESS |
パノラマルーフ | PREMIUM以上(オプション) |
トヨタセーフティセンス | 全グレード標準搭載 |
シートヒーター | PREMIUM以上 |
【4】外観と内装の特徴|高級感と実用性の両立
60系ハリアーはエクステリア・インテリアともに「上質感」を徹底的に追求したデザインです。
エクステリア
-
クーペライクな流麗なルーフライン
-
LEDヘッドライト&ポジションランプのシャープな顔つき
-
メッキモールや専用アルミホイールの高級感
インテリア
-
シート表皮は合皮+ファブリック、本革など多様に展開
-
ブラックを基調としたインパネと木目調パネルの組み合わせ
-
センターディスプレイやJBLスピーカーの操作性も◎
静粛性の高さも大きな魅力で、エンジン音やロードノイズの侵入を徹底的に抑えています。
【5】中古市場における60系ハリアーの価値と価格相場
2025年現在、60系ハリアーは中古車市場でも非常に人気があり、状態の良い個体は高値を維持しています。
中古価格の目安
年式 | おおよその価格帯 |
---|---|
2014~2016 | 約100万円~180万円前後 |
2017~2018 | 約160万円~230万円前後 |
2019~2020 | 約200万円~280万円前後 |
※ターボ車、GR SPORT、ハイブリッド上位グレードはプレミア価格が付く場合もあります。
走行距離やメンテナンス履歴によって価格差が大きいため、購入時はしっかりと車両チェックを行うことが重要です。
【6】まとめ|60系ハリアーは今でも魅力十分のSUV
60系ハリアーは、都会的なスタイルと快適な乗り心地、高級感のある装備を兼ね備えた優れたSUVです。初期型から改良モデルまで豊富なバリエーションがあり、用途に応じて最適な一台を選べるのも大きな魅力です。
中古での購入を検討している方にとっても、走行性能・信頼性・デザイン性のバランスが取れており、長く乗れる価値あるモデルと言えるでしょう。
ハリアーの標準(純正)タイヤサイズ
ハリアーの標準(純正)タイヤサイズは以下の通り。
ガソリン車仕様
◎225/65-17
※型式:ZSU60W
◎235/55-18
※型式:ZSU65W
◎235/50-19
※型式:ZSU60W/ZSU65W(G’s)
ハイブリッド車仕様
◎225/65-17
◎235/55-18
※型式:AVU65W
ハリアーの標準(純正)ホイールサイズ
ハリアーの標準(純正)タイヤサイズは以下の通り。
ガソリン車仕様
◎7.0-17 +39 5/114.3
※型式:ZSU60W
◎7.5-18 +45 5/114.3
※型式:ZSU65W
◎8.0-19 +40 5/114.3
※型式:ZSU60W/ZSU65W(G’s)
ハイブリッド車仕様
◎7.0-17 +39 5/114.3
◎7.5-18 +45 5/114.3
※型式:AVU65W
ナットサイズ
M12×1.5-21HEX
ハリアーのインチダウン
3代目ハリアーは【G’sを除いて】17インチまでのインチダウンが可能です。
タイヤサイズ
◎225/65-17
ホイールサイズ
◎7.0-17 +52~38 5/114.3
上記ホイールのインセット「+52~38」は、18インチの標準ホイールを基準にして計算で算出したものとなりますので参考までに。
「+38」のインセットで標準サイズのホイールの出具合とほぼ変わらない状態となります。
「+38」以降のインセットを選ぶと車体側にホイールが入っていき、「+52」で計算上は18インチ純正ホイールのインナーの位置と変わらない状態になります。
通常選ぶなら「7.0-17 +38 5/114.3」のホイールサイズを選んでおけば問題ありませんが、ホイール形状によって取付の可否があるので、必ず仮当てや購入店に聞いてください。
※インチダウンは自己責任にてお願いします。
まとめ
実は3代目ハリアーさん、前期型は16インチまでインチダウン可能みたいなんです。
2017年のフルモデルチェンジ後の後期型ハリアーはキャリパーが17インチで切られているようで、16インチホイールだとキャリパー干渉で取り付けできないみたいなんです。
よって、2013年発売の前期型は16インチまでインチダウン、2017年フルモデルチェンジの後期型は17インチが限界と覚えておいてください。(ホイールの形状にもよると思いますが、その場合はホイールの仮当て推奨)
ちなみに16インチへのインチダウンのサイズは以下の通り。
タイヤサイズ
◎225/70-16
ホイールサイズ
◎6.5-16 +52~38 5/114.3
上記ホイールのインセット「+52~38」は、18インチの標準ホイールを基準にして計算で算出したものとなりますので参考までに。
個人的には前期後期問わずに17インチまでのインチダウンにしておくのが吉です。(インチダウンは自己責任にて)