軽自動車の13~17インチまでの定番インチアップサイズをまとめてみました!
軽自動車の基準タイヤサイズ
現在販売されいる軽自動車は、標準装着されているタイヤサイズが一部車種(タフト・ハスラー・S660・コペン・テリオスキッド・パジェロミニ・Zなどなど)を除いて統一されています。
今回紹介する基準タイヤサイズから考えてのインチアップサイズを13インチから17インチサイズまでの定番サイズをまとめてみたので、参考にして頂ければ幸いです。
以下の基準タイヤサイズを履かれている軽自動車であれば、外径は然程変わっては来ないので乗り心地や下げ具合、装着するホイールの幅(J数)で選択すればよいかと思います。
基準タイヤサイズ
基準となる標準タイヤサイズは、
- 145/80-13(155/70-13)
- 155/65-14
- 165/55-15
の3サイズとなります。
上記は新車装着時についている一般的なタイヤサイズとなり、上記タイヤサイズのいずれかを装着している軽自動車であれば以下で紹介する16インチや17インチのタイヤサイズが使えます。
ちなみに上記14・15インチのタイヤサイズは「145/80-13」のインチアップサイズです。
基準タイヤサイズの外径
ちなみに基準となる3サイズのタイヤ外径は以下の通り。
- 145/80R13 : 約562.2mm
- 155/70R13 : 約547.2mm
- 155/65R14 : 約557.6mm
- 165/55R15 : 約563.0mm
外径の差も大きくないので、13~15インチ間でのインチアップ・インチダウンは上記サイズが定番になります。
155/70-13(現在代表的な車だとミライースやピクシスエポックなんかが履いてます)のインチアップサイズも155/65-14となります。
軽自動車・16インチタイヤサイズ
16インチへのインチアップサイズは以下3サイズが定番です。
- 165/40R16 : 538.4mm
- 165/45R16 : 555.4mm
- 165/50R16 : 571.4mm
外径のサイズから追うと「165/45-16」「165/50-16」のサイズが適正ですが、「車高下げたい」「タイヤを薄く見せたい」って人は「165/40-16」を選ぶ人がいますね。
ただ、165/40-16のサイズを国産で作ってる所はほぼ無く選ぶとすると輸入タイヤ(アジアン等)になるでしょう。ロードインデックスも下がってしまうため車検も通らないですね。
乗り心地的には165/50-16を選ぶのが無難かと。偏平が厚いほうがクッション性効いてて乗り心地はマシです。
軽自動車・17インチタイヤサイズ
17インチへのインチアップサイズは以下2サイズが定番です。
- 165/40R17 : 563.8mm
- 165/45R17 : 580.8mm
上記2サイズに関しては外径から考えると「165/40-17」が適正サイズになりますが、「165/45-17」の方を付けられている人が多いです。
また、推奨サイズではありませんが、以下サイズを装着する方もいます。
- 165/35-17: 546.8mm
165/35-17は偏平が低く実用には向かないサイズです。
タイヤの厚みがかなり薄くなるため、クッション性に乏しく路面の凹凸の振動はダイレクトに伝わり、装着ホイールの幅(J数)によっては引っ張り気味になるためホイールのリム部分が路面に当たってしまう可能性もあり、走行するだけでもかなり気を遣うサイズです。
履こうとする方はイベント出展の車か、自分の望むカスタムに一直線な人でしょう。もちろん車検はあきらめましょう。
【番外】軽自動車・18インチタイヤサイズ
履いている人はほとんどいないと思いますが、軽自動車でも18インチにインチアップしている方もいらっしゃいます。
タイヤサイズは以下の通り。
- 165/35-18
ホイール自体は相当数は少ないように思います。というか今までお目にかかったことがございません。とりあえずこんなサイズもあるよってことで。
タイヤ自体もナンカン位しか作ってないみたいですね。
まとめ
今回紹介したタイヤサイズはあくまでも軽自動車の「145/80-13」「155/65-14」を標準装着している車のインチアップで使われる定番的なサイズです。
もちろん上記外の165幅以上のタイヤサイズを履いている人もいますが、その場合はフェンダーやインナーなど突出・干渉の恐れがあるので、オーバーフェンダー加工したり、車高を下げたり、逆にリフトアップしてしまったりといった様々なタイヤが干渉しない加工が必要となってきます。
17インチの軽自動車サイズホイールになると一気に数が少なくなるので、16インチくらいのインチアップがホイールデザインも選べて現実的かなと思います。