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作業を始めるにあたり、所要時間はおよそ30分で、難易度は比較的低いです。内装のバラシ作業を行ったことのある方であれば、この作業は比較的簡単に感じるかもしれません。
使用する主な工具としては、プラスドライバー+2とマイナスドライバー（内張りはがし用）が必要です。作業中のキズ防止や安全のため、場合によっては養生テープの使用も検討してください。
まず最初に、車の鏡部分の取り外しから始めます。鏡の角度を一番上に調整すると、鏡の下部に指を入れる隙間ができます。この隙間から指を奥に入れて持ち上げ、鏡を固定している爪を外します。鏡の爪は4箇所ありますが、一つが外れると他の爪も順に簡単に外れることが多いです。私の場合、アルファードは寒冷地仕様でヒーテッドミラーが付いていたため、鏡に配線がありましたが、引っ張るだけで外せるため、最初にこれを外しておくことがお勧めです。
次に、ミラーのアウターカバー（塗装部）を取り外します。ミラーの先端側にある爪をマイナスドライバーで外した後、ミラー根本側をゆっくり引っ張ると根本の爪も外れてカバーが取れます。
その後、アウターカバー（未塗装部）の取り外しに移ります。ミラー中央にあるネジをプラスドライバーで2箇所外した後、ミラーウィンカーの箇所やミラーの先端部、根元部にある爪を順に外していきます。
取り外したアウターカバー（未塗装部）の取り付けは、取り外しの逆の手順で行います。ミラー根元部の爪の取り付けが少し手間取りますが、ミラーの先端が車体前を向くように折りたたみの逆状態にして、マイナスドライバーで爪を開きながら行うとスムーズに進みます。
塗装部のアウターカバーの取り付けも取り外しの逆順で行い、最後にミラー部分を取り付けます。ヒーテッドミラーの場合は、配線の戻しを忘れないよう注意が必要です。最後に鏡部分をしっかりと押し付けながら取り付け、爪の緩みがないか確認して仕上げに移ります。鏡位置の調整を行い、元の角度に戻して作業は完了です。