レクサス・CTは、トヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」がかつて販売していたハッチバック型の乗用車です。
2011年1月12日に販売が開始され、2022年10月末に生産終了、同年11月30日に販売終了となりました。
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レクサス・CT
レクサス・CTは、プレミアムコンパクトクラス初のハイブリッド専用車として開発されました。
レクサスのラインアップ中、最もコンパクトで価格設定も低めであり、同ブランドのエントリーモデルとして位置づけられていました。
デザインとパッケージング
エクステリアは、レクサスのデザインフィロソフィー「L-finesse」に基づき、低い車高、ロングルーフ、低重心な佇まいが特徴です。特に、前傾させたリアクォーターピラーによりリアウィンドウをサイドまで回り込ませたデザインが特徴的です。インテリアは、ディスプレイゾーンとオペレーションゾーンを分離したレイアウトで、運転操作に関わるスイッチやシフトノブなどを運転席周りに集約し、操作性を高めています。
パワートレインと走行性能
1.8Lアトキンソンサイクルエンジン「2ZR-FXE」型とモーター「3JM」型を組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力は100kW(136PS)を発生します。
トランスミッションは電気式無段変速機を採用し、6段変速+パドルシフトを装備しています。
サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式、リアにダブルウィッシュボーン式を採用し、走行性能と乗り心地の両立を図っています。
年表
- 2011年1月12日:日本国内で販売開始。
- 2014年1月:マイナーチェンジを実施し、スピンドルグリルを採用。
- 2017年8月:2度目のマイナーチェンジを実施。
- 2022年10月末:生産終了。
- 2022年11月30日:販売終了。
モータースポーツ
CTは、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦し、ハイブリッド車としての性能をアピールしました。
車名の由来
「CT」は「Creative Touring」の略で、革新的なツーリングカーを意味しています。
レクサス・CTは、ハイブリッド専用のプレミアムコンパクトカーとして、環境性能と走行性能を両立させたモデルでした。生産・販売は終了しましたが、その革新的な取り組みは高く評価されています。
レクサス・CTの純正タイヤサイズ
レクサス・CTの純正タイヤサイズは以下の通りです。
タイヤサイズ:195/65-15
タイヤサイズ:205/55-16
タイヤサイズ:215/45-17
レクサス・CTの純正ホイールサイズ
レクサス・CTの純正ホイールサイズは以下の通りです。
ホイールサイズ:5.5-15 +40 5/100
ホイールサイズ:6.0-16 +45 5/100
ホイールサイズ:7.0-17 +45 5/100
レクサス・CTのインチダウン
レクサス・CTは17インチ標準装着車が16インチまでのインチダウンが可能です。15、16インチ標準装着車はインチダウン不可。
15インチスタッドレスセット
16インチスタッドレスセット
タイヤサイズ:205/55-16
ホイールサイズ:6.5-16 +48~47 5/100
17インチスタッドレスセット
まとめ
既に販売終了になっていますが中古市場では、レクサスとしては手に入りやすい低価格帯かつ球数も多いので、レクサスに乗りたいと思っている方にはオススメでしょう。
ただFF車輌なので雪国で乗るにはいささか不安かなとおもったり。プリウスと共有部分は多いですが、足回りは別物なんですね。