2025年最新!ジムニーの車検に通るカスタムとその理由を徹底解説
スズキ・ジムニーはそのオフロード性能の高さとカスタマイズの自由度から、多くのオーナーに愛される軽四駆です。
しかし、カスタムを施す際には車検に適合するかどうかが重要なポイントとなります。
本記事では、2025年最新の法規制をもとに、車検に通るジムニーのカスタム方法を詳しく解説します。
特に「このカスタムは本当に車検に通るのか?」と疑問を持つオーナーのために、車検に適合する理由も含めて説明しますので、ぜひ参考にしてください。
1. オーバーフェンダーの装着|タイヤのはみ出し対策
カスタムの目的
ジムニーの定番カスタムの一つがホイールのインチアップですが、タイヤの幅が広がることでフェンダーからはみ出すケースが発生します。これは道路運送車両の保安基準第18条で禁止されており、そのままでは車検に通りません。
車検に適合させる方法
車検に適合させるためには、オーバーフェンダーを装着し、タイヤの露出を防ぐ必要があります。以下の条件を守れば問題なく車検に適合します。
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片側9mm以内のオーバーフェンダーを使用
- 車両の全幅は車検証に記載された幅から±20mm以内であることが求められています。
- つまり、片側9mm(両側18mm)までのオーバーフェンダーなら、基準内に収まるため車検に通ります。
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素材と取り付け方法を適切にする
- しっかりと固定されており、走行中に脱落しない構造であること。
- 付け外しが容易な簡易フェンダーはNG。
具体的なおすすめの車検対応オーバーフェンダー
- APIO(アピオ)製オーバーフェンダー
- JAOS(ジャオス)製オーバーフェンダー
- T.S.D.製車検対応フェンダー
まとめ
ホイールの変更を伴う場合は、タイヤのはみ出しを防ぐために適切なサイズのオーバーフェンダーを装着することが必須です。基準を守れば問題なく車検に通ります。
2. マフラー交換|音量と排気ガス規制に注意
カスタムの目的
マフラーを交換することで、排気効率の向上やスポーティなエキゾーストサウンドを得ることができます。しかし、騒音や排気ガスの規制が厳しくなっているため、適合しないマフラーでは車検に通らなくなります。
車検に適合させる方法
マフラー交換時に注意すべきポイントは以下の2点です。
① 騒音規制
- 2010年以降の加速騒音規制に適合していること。
- 軽自動車の近接排気騒音の基準値(96dB以下)を満たしていること。
② 排出ガス規制
- 触媒(キャタライザー)を取り外すと車検NGになるため、純正触媒を残した状態で交換する必要あり。
具体的なおすすめの車検対応マフラー
- 柿本改(Kakimoto Racing)GT box 06&S
- HKS LEGAMAX Premium
- BLITZ NUR-SPEC VSR
まとめ
騒音規制や排ガス規制を満たしていれば、社外マフラーでも車検に適合可能です。メーカーの車検対応マフラーを選ぶのがベストです。
3. リフトアップ|リフト量の制限と最低地上高の確保
カスタムの目的
リフトアップはジムニーのカスタムの中でも特に人気がありますが、やりすぎると車検に通らないため、法規制を正しく理解することが重要です。
車検に適合させる方法
リフトアップをする際は、以下の基準を守ることが必須です。
① 車高の変更と構造変更検査
- スプリングやショックアブソーバーを用いたリフトアップは、車高変化が4cm以内であれば構造変更不要。
- それ以上のリフトアップは、構造変更検査が必要になる可能性がある。
② 直前直左視界の確保
- 2007年1月1日以降に製造された車両には「直前直左視界基準」が適用。
- リフトアップによって視界が制限される場合はフロントカメラや追加ミラーを装着する必要がある。
③ 突入防止装置の要件
- 2021年9月1日以降に製造された車両では、リアバンパーが突入防止装置の役割を果たす必要がある。
- リフトアップでバンパー下縁が550mm以上になると追加装置が必要。
具体的なおすすめの車検対応リフトアップキット
- APIO 40mmリフトアップサスペンションセット
- JAOS BATTLEZ VFCA リフトアップキット
- TANABE SUSTEC PRO リフトアップサス
まとめ
リフトアップは4cm以内なら車検に通るが、それ以上は構造変更が必要になります。また、視界確保と突入防止装置の要件も確認して、安全なカスタムを行いましょう。
4. ホイール変更|インセットとリム幅を守る
カスタムの目的
ホイールの変更はジムニーの印象を大きく変えることができますが、適合範囲を守らないと車検に通らない可能性があります。
車検に適合させる方法
- 車幅の変化は+20mm以内に抑えること。
- インセット(オフセット)は純正比±10mm以内であること。
- リム幅は5.5J~7Jの範囲内にすること。
具体的なおすすめの車検対応ホイール
- RAYS TE37X
- WORK CRAG T-GRABIC
- ENKEI RPT1
まとめ
ホイール交換時は、車幅・インセット・リム幅の基準を守ることで、車検適合を確保できます。
まとめ
ジムニーのカスタムを車検適合させるためには、法規制を理解し、適合範囲内でカスタマイズすることが大切です。
✅ オーバーフェンダーは片側9mm以内
✅ マフラーは騒音・排ガス規制を満たすものを選ぶ
✅ リフトアップは4cm以内、または構造変更を行う
✅ ホイールは車幅・インセット・リム幅の基準を守る
構造変更の必要がない場合もありますが、基本的に上記ルールを守って、危険のない合法的にカスタムを楽しみましょう!
情報は間違っている可能性もあるので、必ず専門家に確認を取りましょう。