タント/エグゼ/カスタムの純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン【L350S/360S/375S/385S/455S/465S/LA600S/610S】
ダイハツのトールワゴンタイプの軽自動車、タント/エグゼ/カスタムの純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン・マッチングをご紹介します。
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【比較解説】タント・エグゼ・カスタムの違いと選び方|用途別おすすめガイド
軽自動車の中でも特に人気の高い「タント」シリーズ。広い室内空間や高い利便性から、長年にわたりファミリー層や個人ユーザーに支持されてきました。
本記事では、スタンダードモデルである「タント」、大人向け派生モデルの「タントエグゼ」、そしてスポーティ仕様の「タントカスタム」について、それぞれの特徴と違いをわかりやすく解説します。
あなたに合った最適な一台を選ぶための参考にしてみてください。
① タント(標準モデル)とは?ファミリー向けの定番車種
ファミリーカーの定番、室内の広さが魅力
タントは2003年に初代が登場し、現在の4代目まで継続して販売されているスーパーハイト系の軽自動車です。特に注目されるのは、その「室内の広さ」と「使い勝手の良さ」。全高約1,750mm以上の背の高いボディ設計により、室内空間が非常に広く、小さな子ども連れのファミリーにも支持されています。
現行モデルでは助手席側のピラーレス構造「ミラクルオープンドア」を採用し、チャイルドシートへの乗せ降ろしや荷物の積み下ろしもスムーズに行えるのがポイントです。
走行性能と燃費性能のバランスも良好
パワートレインには自然吸気エンジンとターボエンジンが用意され、街乗りから高速道路まで幅広く対応。さらにダイハツ独自の「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を採用したことで、軽量化と高剛性を両立し、燃費性能と安全性が向上しました。
燃費はWLTCモードで20〜28km/L程度と優秀で、維持費の面でもメリットがあります。
② タントエグゼとは?大人向けの落ち着いた派生モデル
スライドドアを採用しない珍しい設計
「タントエグゼ」は、2009年から2012年まで販売されたタントの派生モデルです。最大の特徴は「スライドドアを採用しない点」。代わりにヒンジ式のドアを採用し、乗り降りは一般的な軽乗用車と同じ方式になっています。これにより、ボディ剛性や静粛性を高めることが可能になり、大人向けの落ち着いた乗り味を実現しています。
コンパクトかつ上質な内装
外観はタントよりもやや小柄で、全高も抑えめ。その分、車体の安定性や静音性が高く、ワンランク上の快適性を求めるユーザーにぴったり。内装には上質な素材が用いられており、ベージュやブラウンなど落ち着いたカラーリングが印象的です。
ターゲットは単身者や高齢者
タントエグゼは、ファミリー向けというよりも「一人でゆったり乗りたい」「都会の狭い道でもスムーズに移動したい」といったニーズをもつユーザー層に人気でした。新車販売は終了していますが、今でも中古市場では根強い人気があります。
③ タントカスタムとは?見た目も装備も豪華な上位仕様
スポーティでスタイリッシュなデザイン
「タントカスタム」は、タントをベースにスポーティな装備やデザインを追加した上位モデルです。専用のフロントグリル、メッキパーツ、フルLEDヘッドランプなど、外観からしてひと味違う存在感があります。足回りにはアルミホイールを標準装備するなど、スタイルにもこだわりたいユーザーに最適な一台です。
内装はブラック基調の上質仕上げ
内装もスタンダードなタントとは異なり、ブラックを基調とした高級感のある仕様。ピアノブラック調パネルや本革巻きステアリング、ブルーイルミネーションなど、夜間のドライブも気分を高めてくれます。
エンタメ系装備も充実しており、オプションで大型ナビやパノラマモニターなども選択可能です。
若年層からも高評価
タントカスタムは、その見た目のかっこよさと機能性の高さから、特に若年層や男性ユーザーからの人気が高く、カーイベントなどでもカスタムベースとして愛用されることが多いです。日常使いからちょっとしたアウトドアまでこなせる万能モデルといえるでしょう。
④ タントシリーズの違いまとめ表
モデル名 | 特徴 | ドア構造 | 内装 | 対象ユーザー |
---|---|---|---|---|
タント(標準) | 室内広く、ファミリー向け | 両側スライド | 明るくシンプル | 子育て世帯 |
タントエグゼ | 大人向け、高級感あり | ヒンジ式 | 上質&静音 | 単身者・高齢者 |
タントカスタム | 見た目&装備が豪華、スポーティ | 両側スライド | ブラック基調 | 若年層・男性ユーザー |
⑤ どれを選ぶべき?ライフスタイル別の選び方
✔ ファミリーカーとしての使いやすさ重視なら「タント(標準)」
子育て中の家庭やベビーカー・チャイルドシートをよく使う方には、スライドドア&広い室内を持つ標準のタントがおすすめ。リアシートのスライド量やフラットな床面設計も、日々の生活に直結した利便性を実感できます。
✔ コンパクトで静かな走行を望むなら「タントエグゼ」
都市部での走行が多く、駐車場スペースが限られているような環境では、コンパクトで静粛性の高いタントエグゼが活躍します。中古車市場では比較的安価で流通しているため、コスパ重視の方にも◎。
✔ 外観や装備にこだわるなら「タントカスタム」
「軽でもかっこよく乗りたい」「所有欲を満たしたい」と考える方にはタントカスタムがおすすめ。見た目のインパクトだけでなく、装備も充実しているため、満足度が高い仕様となっています。
まとめ:自分のライフスタイルに合わせて選ぼう
タントシリーズは、それぞれ異なるユーザーニーズに対応した多彩なバリエーションが用意されています。子育て層には広くて使いやすい標準タント、大人の一人乗りには静粛性重視のエグゼ、スタイルや見た目にこだわりたい人にはカスタムと、それぞれに明確なメリットがあります。
クルマ選びで迷った際には、「どんな場面で使うか」「何を重視するか」を考えて、それぞれの特徴と照らし合わせてみてください。
タント/エグゼ/カスタムの標準(純正)タイヤサイズ
タント/エグゼ/カスタムの標準(純正)タイヤサイズは以下の通り。
◎145/80-13
◎155/65-14
◎165/55-15
※型式:L350S/360S(初代タント/カスタム)
※型式:L375S/385S(2代目タント/カスタム)
※型式:L455S/465S(タントエグゼ/カスタム)
◎145/80-13
◎155/65-14
※型式:L600S/610S(3代目タント/カスタム)
タント/カスタムの標準(純正)ホイールサイズ
タント/カスタムの標準(純正)タイヤサイズは以下の通り。
◎4.0-13 +40 4/100
◎4.5-14 +45 4/100
◎4.5-15 +45 4/100
※型式:L350S/360S(初代タント/カスタム)
※型式:L375S/385S(2代目タント/カスタム)
※型式:L455S/465S(タントエグゼ/カスタム)
◎4.5-14 +45 4/100
◎4.5-15 +45 4/100
※型式:L600S/610S(3代目タント/カスタム)
ナットサイズ
M12×1.5-21HEX
タント/カスタムのインチダウン
タント/カスタムのインチダウンに関しては、型式によってどこまでインチダウンできるかが違います。
型式:L350S/L360S/L375S/L385S/L455S/L465S
初代タント・二代目タント・エグゼ(カスタム含)は13インチまでインチダウンが可能です。
タイヤサイズ
◎145/80-13
ホイールサイズ
◎4.0-13 +45~40 4/100
※型式:L350S/360S(初代タント/カスタム)
※型式:L375S/385S(2代目タント/カスタム)
※型式:L455S/465S(タントエグゼ/カスタム)
型式:L600S/610S
3代目タント/カスタムは14インチまでインチダウンが可能です。
タイヤサイズ
◎155/65-14
ホイールサイズ
◎4.5-14 +45~43 4/100
※型式:L600S/610S(3代目タント/カスタム)
まとめ
軽のハイトールワゴンと言えば「タント」というほど知名度が高く、今まで長らく軽自動車販売台数ランキングで首位を保っていたホンダ・N-BOXを2年2か月ぶりに落とし、首位奪還を決めたことでも知られています。
まぁ、首位奪還して1月くらいですぐに6位までダウンして、またホンダ・N-BOXが首位に上がってるんですけどね。
タイヤやホイールだけを見れば、軽サイズタイヤ・ホイールはどのメーカーも単価で出していますので、こだわらなければ安く手に入るのがうれしいですね。