【2024年9月 追記/40系】ヴェルファイアの純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン
トヨタが販売するミニバン・ヴェルファイア(3代目)の純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン・マッチングをご紹介します。
【追記】2024/9/17 新型40系ヴェルファイアのマッチング情報を更新
Tokumeigakarinoaoshima – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
【ヴェルファイアの進化史】初代から40系まで徹底解説|最新モデルの魅力も紹介
トヨタが誇る高級ミニバン「ヴェルファイア」は、その登場以来、国内外で高い人気を誇っています。
アルファードの兄弟車としてスタートしたヴェルファイアは、スポーティで先進的なデザインと走行性能で独自の地位を確立。
ビジネスの送迎用からファミリーカー、さらにはVIP向けの移動車両としても重宝される存在です。
本記事では、ヴェルファイアの歴史をたどりながら、最新の40系モデルについて詳しくご紹介します。
1. ヴェルファイアの歴史とモデル変遷
初代ヴェルファイア(20系):2008年~2015年
2008年、アルファードと差別化されたスタイルを持つ「ヴェルファイア」が誕生しました。当時のミニバン市場において、スポーティかつ高級感ある外観は画期的で、多くの若年層ファミリー層に支持されました。押し出し感のあるフロントフェイス、先進的なリアコンビランプ、そして快適性の高い3列シート構成は、まさに「高級ミニバン」の新たな定義となりました。
2代目ヴェルファイア(30系):2015年~2023年
2015年には2代目となる30系が登場。このモデルでは「威風堂々」としたデザインをテーマに、迫力あるフロントグリルと分割式ヘッドライトを採用。インテリアには本革シートやリアエンタメモニターなど豪華装備が搭載され、エグゼクティブ層向けのニーズにも対応しました。また、安全機能「Toyota Safety Sense」もこの世代から導入され、先進装備も強化されました。
2. 最新モデル・40系ヴェルファイアの登場と特徴
フルモデルチェンジの背景と進化点
2023年6月、ついに3代目となる40系ヴェルファイアが登場。トヨタの最新プラットフォーム「TNGA GA-K」を採用し、走行性能と静粛性が大幅に向上しています。アルファードとの差別化もより明確となり、ヴェルファイアは「先進性・走りの力強さ」を強調する路線にシフトしています。
ボディサイズと存在感
項目 | 数値 |
---|---|
全長 | 4995mm |
全幅 | 1850mm |
全高 | 1935mm |
ホイールベース | 3000mm |
従来よりも全長が長くなったことで、室内空間が広がり、ゆとりある乗り心地を実現。特に3列目シートまでしっかり快適性が保たれている点はファミリーユースにも好評です。
3. 40系ヴェルファイアのパワートレインと走行性能
ハイブリッドとターボの二本立て
新型ヴェルファイアは、2種類のパワートレインを用意しています。
ハイブリッド仕様(Z Premier ハイブリッド):
-
2.5L直4エンジン(A25A-FXS)
-
フロントモーター118馬力/リアモーター54馬力(E-Four)
-
e-CVT搭載
-
WLTC燃費:FF=17.5km/L、4WD=16.5km/L
ガソリン仕様(Z Premier ターボ):
-
2.4L直4ターボ(T24A-FTS)
-
最大トルク:460Nm
-
トランスミッション:Direct Shift-8AT
特に2.4Lターボエンジンは、ミニバンでありながらスポーツカー並みの加速力を発揮し、高速道路や坂道でもストレスのない走行が可能です。走行安定性も高く、ドライバーズカーとしての魅力も十分に備えています。
4. 内装・装備の魅力とラグジュアリー体験
エンタメ・快適装備
室内には、14インチのディスプレイオーディオ、HDMI入力対応のリアモニター、スマホ連携可能なデジタルキー、さらにはパワーオットマン付きのエグゼクティブシートなど、快適性と利便性を兼ね備えた装備が満載です。
安全性能
Toyota Safety Senseはさらに進化し、以下の機能を搭載:
-
プリクラッシュセーフティ
-
レーントレーシングアシスト(LTA)
-
レーダークルーズコントロール
-
プロアクティブドライビングアシスト(PDA)
これにより、運転者の負担を軽減しながら、家族全員の安全を守る仕様となっています。
5. ヴェルファイアはどんな人に向いているのか?
40系ヴェルファイアは、以下のようなニーズを持つ人に特におすすめです。
-
高級感と存在感のある車で差をつけたい
-
家族やビジネス用途で快適かつ広い室内空間を求めている
-
先進的なインテリア装備と走行性能を両立したい
-
アルファードより個性的かつスポーティなデザインが好み
アルファードと迷う方も多いかもしれませんが、「重厚感と威厳」を求めるならアルファード、「躍動感と先進性」を求めるならヴェルファイア、という選択基準が有効です。
まとめ:進化した40系ヴェルファイアはミニバンの最先端
ヴェルファイアは単なるミニバンではなく、「走れるラグジュアリー空間」です。
40系では走行性能、内装装備、安全性、デザイン、すべてにおいてアップグレードされ、他の追随を許さない完成度となっています。
ビジネスにもファミリーにも使える万能さと、トヨタの技術力の結晶であるこの一台は、これからのプレミアムミニバン市場を牽引し続けることでしょう。
ヴェルファイアの標準(純正)タイヤサイズ
ヴェルファイアの標準(純正)タイヤサイズは以下の通りです。
◎215/65-16
◎225/60-17
◎235/50-18
※型式:AGH30W/AYH30W/GGH30W
オススメのサマータイヤは「ミニバン専用モデル」のタイヤです。
ミニバン特有の「ふらつき」や「偏摩耗」を抑えてくれて、乗り心地もよく、乗用タイヤよりも長持ちします。
以下は各メーカーで販売されているミニバン専用の夏(サマー)タイヤです。
ダンロップ「RV505」
ヨコハマ「RV02」
グッドイヤー「RV-F」
ブリヂストン「レグノ GRVⅡ」
【追記】40系新型ヴェルファイアの標準(純正)タイヤサイズ
40系新型ヴェルファイアの標準(純正)タイヤサイズは以下の通り。
◎225/65-17
◎225/60-18
◎225/55-19
◎235/45-20
今の主流はタイヤ幅を細く、横じゃなく縦に接地面積を取ってる感じがしますね。
しかもタイヤサイズがSUVに寄ってるので、選ぶタイヤもSUVに設定が多いサイズになります。タイヤサイズだけで業者さんに言うとSUVのタイヤ出してきそう。
ヴェルファイアの標準(純正)ホイールサイズ
ヴェルファイアの標準(純正)ホイールサイズは以下の通りです。
◎6.5-16 +33 5/114.3
◎6.5-17 +33 5/114.3
◎7.5-18 +45 5/114.3
※型式:AGH30W/AYH30W/GGH30W
ナットサイズ
M12×1.5-21HEX
※ヴェルファイアはナットの座面が平面座となります。
※汎用ホイールはテーパー座がほとんどなので、取付時は純正ナット使用不可。(平座対応ホイールも存在します)
【追記】40系新型ヴェルファイアの標準(純正)ホイールサイズ
40系新型ヴェルファイアの標準(純正)ホイールサイズは以下の通り。
◎6.5-17 +40 5/120
◎7.0-18 +40 5/120
◎7.0-19 +40 5/120
◎8.0-20 +40 5/120
※型式:40W/45W
ボルトサイズ
M14×1.5-21HEX
PCD・ボルト車変更のため、前型ホイール流用不可です。
ヴェルファイアのインチダウン
ヴェルファイアはアルファードと同様に、16インチまでのインチダウンが可能です。
17インチへのインチダウン
タイヤサイズ
◎225/60-17
ホイールサイズ
◎7.0-17 +52~38 5/114.3
上記ホイールのインセット「17インチ=+40~33」は、18インチの標準ホイールを基準にして計算で算出したものとなりますので参考までに。
「17インチ=+38」のインセットで標準サイズのホイールの出具合とほぼ変わらない状態となります。
「17インチ=+38」以降のインセットを選ぶと車体側にホイールが入っていき「17インチ=+52」で計算上は18インチ純正ホイールのインナーの位置と変わらない状態になります。
ちなみに廉価ホイールでインセット+58とか無いので、あくまで計算で出しただけの数値です。
通常選ぶなら「7.0-17 +38 5/114.3」のホイールサイズを選んでおけば問題ありませんが、ホイール形状によって取付の可否があるので、必ず仮当てや購入店に聞いてください。
※インチダウンは自己責任にてお願いします。
16インチへのインチダウン
タイヤサイズ
◎215/65-16
ホイールサイズ
◎6.5-16 +58~33 5/114.3
上記ホイールのインセット「16インチ=+35~33」は、18インチの標準ホイールを基準にして計算で算出したものとなりますので参考までに。
「16インチ=+33」のインセットで標準サイズのホイールの出具合とほぼ変わらない状態となります。
「16インチ=+33」「17インチ=+38」以降のインセットを選ぶと車体側にホイールが入っていき、「16インチ=+58」で計算上は18インチ純正ホイールのインナーの位置と変わらない状態になります。
ちなみに廉価ホイールでインセット+58とか無いので、あくまで計算で出しただけの数値です。
通常選ぶなら「6.5-16 +38 5/114.3」のホイールサイズを選んでおけば問題ありませんが、ホイール形状によって取付の可否があるので、必ず仮当てや購入店に聞いてください。
※インチダウンは自己責任にてお願いします。
【追記】40系新型ヴェルファイアのインチダウン
40系アルファードは17インチまでのインチダウンが可能です。
18インチへのインチダウン
タイヤサイズ
◎225/60-18
ホイールサイズ
◎7.0-18 +39~40 5/120
17インチへのインチダウン
タイヤサイズ
◎225/65-17
ホイールサイズ
◎6.5-17 +39~40 5/120
まとめ
いろいろとヴェルファイアについて調べてみましたけど、コワモテ顔のヴェルファイアの方がアルファードよりも売れてるみたいですね。
特にトヨタはノア・ヴォクシー・エスクァイアなど強面・オラオラ顔ばっかりですもんね。
時代はコワモテ・オラオラということですか。
【追記】
アルファード・ヴェルファイアで一番変わったのは「ボルト車」になって、PCDも「120」に変わったことでしょう。
これにより、前型のアルヴェルからホイールを引き継いで使うということが出来なくなりました。
使えると思っている方、要注意ですよ。
【追記】2024年9月17日
アルファード・ヴェルファイアの4WD上級グレード「エグゼクティブラウンジ」に関しては、5/120のホール・ピッチを注意する以外に「ホイールの耐荷重」に注意が必要です。
一般的には630kg前後の耐荷重で作られているホイールですが、エグゼクティブラウンジはホイール1本当たりの耐荷重が730kgに対応している物でないと使うことが出来ません。
現状大手メーカー(トピー・ホットスタッフ・ウェッズ)は、既存のホイールでサイズを増やして対応している状況です。
5/120のホイールでも耐荷重に対応していない可能性もあるため、購入の際は注意が必要です。