セレナの純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン【2016.08～ C27/GC27/GFC27/GNC27/GFNC27】
日産が製造・販売を行うミニバン「セレナ（C27/GC27/GFC27/GNC27/GFNC27）」の純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン・マッチングをご紹介します。
.jpg#/media/ファイル:Nissan_SERENA_X_(DAA-GC27).jpg)
Tokumeigakarinoaoshima – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
【27系セレナ徹底解説】日産ミニバンの代表格C27型の魅力と進化を徹底紹介
日産セレナは、長年にわたってファミリー層から高い支持を得ているミドルクラスのミニバンです。その中でも「C27型」、通称27系セレナは、2016年に登場した5代目モデルであり、先進技術と快適性を兼ね備えた革新的な一台として高く評価されています。本記事では、27系セレナの特徴や装備、安全性能、人気グレード、e-POWERモデルの概要などを詳しく解説します。
27系セレナ（C27型）とは？
27系セレナ（C27型）は、日産自動車が2016年に販売を開始した5代目セレナです。基本設計は前モデルのC26型をベースとしながらも、エクステリアデザインや車内のユーティリティ、走行性能、安全装備の面で大きく進化を遂げました。
特に注目されたのが、自動運転技術「プロパイロット」の初搭載です。これにより、国産ミニバン市場での競争力が大幅に高まり、C27はファミリーカーとしての地位をより確固たるものにしました。また、2018年には電動パワートレイン「e-POWER」モデルも追加され、燃費性能と静粛性の向上を実現しています。
家族に優しい室内空間とユーティリティ
C27型セレナの魅力のひとつは、広々とした室内空間と使い勝手の良さです。室内高は約1,400mmと高く、大人が立って着替えができるほどの開放感があります。3列シート仕様で最大8名が乗車可能で、シートアレンジの自由度も高く、様々な家族構成やライフスタイルに対応します。
注目すべきは「スマートマルチセンターシート」の存在です。これは1列目と2列目をつなぐ可動式のセンターシートで、必要に応じて前後にスライドさせることが可能。これにより、2列目のキャプテンシートスタイルや中央通路を確保した8人乗り仕様など、シーンに応じたシートアレンジができます。
また、後部の「デュアルバックドア」も便利な機能のひとつです。小さなスペースでも荷物の出し入れがしやすいよう、ガラス部分だけを開閉することができ、狭い駐車場などで重宝します。
プロパイロットによる先進の運転支援機能
C27セレナが話題となった最大の理由は、日産の自動運転支援技術「プロパイロット」を国産ミニバンで初めて搭載した点にあります。
プロパイロットは、高速道路での単一車線走行を支援する運転補助システムです。ドライバーが設定した速度と車間距離を維持し、前方車両に合わせて自動で加減速や停止を行うことが可能です。渋滞時の「ストップ＆ゴー」にも対応しており、長距離ドライブや通勤・送迎といった日常利用で、ドライバーの疲労を大きく軽減します。
特にミニバンユーザーの多くは、子どもの送迎や遠方への旅行で長時間運転する場面が多いため、プロパイロットの搭載は非常に実用的で歓迎されました。
e-POWER搭載モデルの追加とその魅力
2018年には、C27型をベースとしたセレナe-POWERが新たにラインナップに加わりました。e-POWERとは、エンジンで発電し、その電力でモーターを駆動するシリーズ式ハイブリッド方式です。ガソリンエンジンで発電する一方で、車輪の駆動には一切関与しません。
この仕組みにより、電気自動車のようなレスポンスの良い加速と静かな走行を実現しながらも、燃料補給は通常のガソリンで行えるという利点があります。セレナe-POWERは街乗りでの加減速や登坂などにおいても力強さを発揮し、従来のガソリン車に比べて圧倒的なトルク感を体感できます。
豊富なグレード展開と選びやすさ
27系セレナは、利用者のニーズに応じた多彩なグレード展開がなされています。標準車とハイウェイスター系（エアロ仕様）に大別され、それぞれにエントリーグレードから上級仕様まで細かく設定されています。
例えば、ガソリンモデルでは「X」や「G」といった標準仕様に加えて、エアロパーツ装備の「ハイウェイスター」、上級快適装備を備えた「ハイウェイスターG」が選べます。
e-POWERモデルでも同様の構成があり、電動パワートレインであっても選択肢の幅が広く、価格帯も比較的手が届きやすいため、家庭の予算や使用目的に応じて最適なグレードを選べるのが魅力です。
安全装備の充実とマイナーチェンジによる進化
27系セレナは発売以降も継続的に改良が加えられてきました。2019年以降は、安全装備のさらなる標準化が図られ、多くのグレードで以下のような装備が利用可能になっています。
-
インテリジェントエマージェンシーブレーキ（自動ブレーキ）
-
車線逸脱警報と抑制機能（LDW/LDP）
-
アラウンドビューモニター（上空視点で車体周囲を確認）
-
インテリジェントルームミラー（デジタル式バックミラー）
これにより、27系セレナはミニバンクラスの中でも特に「安全性能が高い」とされており、特に子育て世帯からの信頼が厚くなっています。
27系セレナの中古市場での人気と評価
2025年時点でも、C27型セレナは中古車市場で高い人気を保っています。特にe-POWERモデルやハイウェイスターGなど、上位グレードは高リセールを誇り、走行距離や年式によっては200万円前後の価格帯でも取引されています。
新型のC28型が登場したとはいえ、27系は装備・デザイン・実用性の面で非常に完成度が高く、「価格と性能のバランスが良い中古ミニバン」として依然高い評価を受けています。
セレナの標準（純正）タイヤサイズ
セレナの標準（純正）タイヤサイズは以下の通り。
◎195/65-15
◎195/60-16
※型式：DAA-C27/GC27/GFC27/GNC27/GFNC27
セレナの標準（純正）ホイールサイズ
セレナの標準（純正）ホイールサイズは以下の通り。
◎5.5-15 +45 5/114.3
◎6.0-16 +45 5/114.3
※型式：DAA-C27/GC27/GFC27/GNC27/GFNC27
ナットサイズ
M12×1.25-21HEX
セレナのインチダウン
セレナは15インチまでのインチダウンが可能です。（GFC27が16インチ設定あり）
タイヤサイズ
◎195/65-15
ホイールサイズ
◎6.0-15 +45～43 5/114.3
上記ホイールのインセット「+45～43」は、16インチの標準ホイールを基準にして計算で算出したものと、その他ホイールでセレナで過去装着したことがあるものとなります。
「+45」のインセットで標準サイズのホイールの出具合と一緒の状態となります。
標準15インチのホイールサイズが「5.5-15」なので、このサイズを使いたいところですが、廉価ホイールだと「5.5-15」で「5/114.3」のホイールはほぼありません。（過去にはこの設定があったかもしれませんが現在は見たことありません）
「5.5-15」のホイールのほとんどがコンパクト系の車のホイールに使われるサイズなので、廉価ホイールだとほぼ「4/100」の設定しかないんですね。
なので「6.0-15 +45～43 5/114.3」でホイールを選ぶとすぐ見つかります。使う車いっぱいありますしね。
通常選ぶなら「6.0-15 +45～43 5/114.3」のホイールサイズを選んでおけばサイズ設定もあり、マッチングのとれている安いホイールがあるので問題ありませんが、ホイールは形状によって取付の可否があるので、必ず仮当てや購入店に相談してみてください。
※インチダウンは自己責任でお願いします。
まとめ
C27型セレナは、単なるミニバンを超えた多機能・高性能なファミリーカーです。
運転支援技術「プロパイロット」の導入により、ドライバーの負担を軽減し、安全装備やシートアレンジによって日常生活から旅行まで幅広く対応。
さらにe-POWERによる次世代の走行体験を提供することで、多くのユーザーにとって「長く乗りたい」と思わせる一台となっています。
新車購入・中古購入いずれにおいても、C27セレナは今なお魅力ある選択肢です。