エクリプスクロスの純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン【2018.03~ GK1W/GK9W】
三菱が製造・販売を行うクロスオーバーSUV「エクリプスクロス(GK1W/GK9W)」の純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・インチダウン・マッチングをご紹介します。
Alexander Migl – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
エクリプスクロスとは?三菱の先進クロスオーバーSUVを徹底解説
エクリプスクロスの概要:デザインと開発背景
三菱自動車が2017年に発表した「エクリプスクロス(ECLIPSE CROSS)」は、都市型クロスオーバーSUVとして開発されました。その名称には、1990年代から2000年代初頭にかけて北米市場で人気を博したスポーツクーペ「エクリプス」と、SUVの「クロスオーバー」の意味を掛け合わせた意図が込められています。
このモデルは、三菱のSUV戦略の中心的存在として、アウトランダーとRVRの中間に位置する車格を持ち、走行性能とデザイン性の両立を目指して開発されました。特に都市部での走りやすさとスタイリッシュな外観を兼ね備えており、国内外のファミリー層やアクティブなドライバーに支持されています。
エクステリアデザイン:都市に映える力強さと美しさ
エクリプスクロスのデザインでまず目を引くのは、三菱独自の「ダイナミックシールド」と呼ばれるフロントグリルの存在感です。左右に大きく張り出したバンパーと直線的なヘッドライトが精悍な印象を与え、現代的で先進的な印象を強調しています。
また、クーペスタイルを取り入れたファストバック形状のルーフラインは、SUVでありながらスポーティさを演出。リア部分には分割型のリアウインドウが採用されていましたが、2020年の改良で視界性が改善され、より実用的なデザインに進化しました。
パワートレイン:多彩なエンジンとPHEVの採用
エクリプスクロスは、ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン・PHEV(プラグインハイブリッド)の3種類のパワートレインを展開してきました(※一部は国内販売終了)。
ガソリンモデル:1.5L直噴ターボ
1.5Lの直噴ターボエンジンは、低回転域からトルクが立ち上がることで、市街地や高速道路の加速に優れています。CVT(無段変速機)との組み合わせにより、スムーズで燃費効率の高いドライビングが可能です。
ディーゼルモデル:2.2Lターボ(2020年で販売終了)
一時期は2.2Lのクリーンディーゼルモデルも展開されており、長距離運転やトルク重視のユーザーに適していました。残念ながら国内では販売終了となりましたが、中古市場ではまだ一定の人気があります。
PHEVモデル:アウトランダー譲りのシステム
2020年からは、アウトランダーPHEVと同じシステムを採用したPHEVモデルが追加。EVモードで最大57kmの走行が可能で、近距離移動ならガソリンを使わず電気だけで走れます。家庭用電源から充電できることもあり、次世代のエコカーとして注目されています。
S-AWC搭載:雪道や悪路に強い三菱の技術
三菱が長年培ってきた「S-AWC(スーパー・オール・ホイール・コントロール)」を搭載したモデルでは、前後・左右の駆動力を適切に配分し、滑りやすい路面でも安定した走行が可能です。これにより、SUVとしての本格的な走破性も持ち合わせています。
ドライブモードは、ノーマル・スノー・グラベルなどがあり、路面状況に応じた最適な制御が自動で行われます。雪国や山道が多い地域では、特に安心できる装備と言えるでしょう。
安全装備と運転支援システム「e-Assist」
エクリプスクロスには、三菱の先進安全装備群「e-Assist(イーアシスト)」が搭載されています。主な機能は以下のとおりです:
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衝突被害軽減ブレーキ(FCM)
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誤発進抑制機能(前後)
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車線逸脱警報(LDW)
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後側方車両検知(BSW)
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アダプティブクルーズコントロール(ACC)
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オートマチックハイビーム(AHB)
これらの装備により、ドライバーの負担軽減と事故回避性能の向上が図られています。グレードによって搭載の有無があるため、購入時には装備の確認が重要です。
室内空間と快適装備:都会派でも実用性あり
内装は黒基調をベースにシルバーやレッドのアクセントが加えられ、洗練された印象を与えます。8インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオを搭載し、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。使い勝手のよいインフォテインメント環境が整っています。
上位グレードでは、本革シート、電動パーキングブレーキ、ヒートシーター、パワーシートなどの快適装備が揃っており、日常の通勤やレジャーにもストレスなく対応できます。
後席はリクライニング機能付きで、身長180cm以上の乗員でも膝周りに余裕があります。荷室容量はやや小ぶりではありますが、日常使いには十分対応できる範囲です。
年式別の主な進化・変更点
年式 | 主な変更点 |
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2017年 | 世界初公開。1.5Lガソリンモデル発売開始。 |
2018年 | 欧州・北米に展開拡大。 |
2020年 | ビッグマイナーチェンジ。リアデザイン変更。PHEVモデル登場。 |
2022年 | 一部改良、安全装備や快適性の向上。 |
燃費性能と維持費
モデル | 燃費(WLTCモード) |
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1.5Lガソリン | 約13.8~15.0km/L |
PHEV | EV走行 約57km/総合燃費 約16.4km/L前後 |
PHEVモデルは補助金対象となるケースが多く、初期投資こそ高めですが、トータルコストではガソリン車と並ぶ、あるいは安くなる場合もあります。
中古市場での価値と評価
エクリプスクロスは、新車価格に対して中古車相場が比較的安定しており、リセールバリューも標準的です。特にPHEVモデルは補助金対象や環境性能によって人気が高く、都市部での需要も高まりつつあります。
走行距離が少ない認定中古車であれば、200万円前後から購入可能な物件も見られます。
競合車との比較
競合車種 | 特徴 |
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トヨタ C-HR | デザイン性・燃費性能に優れる |
ホンダ ヴェゼル | 居住性と荷室スペースが魅力 |
マツダ CX-30 | 内装品質と走行安定性に定評あり |
スバル クロストレック | AWD性能と悪路走破性で人気 |
エクリプスクロスはこれらライバルと比較して、S-AWCによる走破性とPHEVという選択肢が大きな差別化ポイントとなっています。
エクリプスクロスの標準(純正)タイヤサイズ
エクリプスクロスの標準(純正)タイヤサイズは以下の通り。
◎215/70-16
◎225/55-18
型式:GK1W/GK9W
エクリプスクロスの標準(純正)ホイールサイズ
エクリプスクロスの標準(純正)ホイールサイズは以下の通り。
◎6.5-16 +38 5/114.3
◎7.0-18 +38 5/114.3
型式:GK1W/GK9W
ナットサイズ
M12×1.5-21HEX
エクリプスクロスのインチダウン
エクリプスクロスは16インチまでインチダウンが可能となっています。
17インチへインチダウン
タイヤサイズ
◎215/65-17
ホイールサイズ
◎7.0-17 +45~38 5/114.3
上記ホイールのインセット「+45~38」は、18インチの標準ホイールを基準にして計算で算出したものと、その他ホイールで過去装着したことがあるものとなります。
「+38」のインセットで18インチ標準サイズのホイールの出具合と一緒の状態となります。
通常選ぶなら「7.0-17 +42~38 5/114.3」のホイールサイズを選んでおけばサイズ設定もあり、マッチングのとれている安いホイールがあるので問題ありませんが、ホイールは形状によって取付の可否があるので、必ず仮当てや購入店に相談してみてください。
16インチヘインチダウン
タイヤサイズ
◎215/70-16
ホイールサイズ
◎6.5-16 +45~35 5/114.3
上記ホイールのインセット「+45~35」は、18インチの標準ホイールを基準にして計算で算出したものと、その他ホイールで過去装着したことがあるものとなります。
「+31」のインセットで18インチ標準サイズのホイールの出具合と一緒の状態となります。(廉価でこのインセットのホイールがあれば。カスタムは別)
通常選ぶなら「6.5-16 +38~35 5/114.3」のホイールサイズを選んでおけばサイズ設定もあり、マッチングのとれている安いホイールがあるので問題ありませんが、ホイールは形状によって取付の可否があるので、必ず仮当てや購入店に相談してみてください。
まとめ|エクリプスクロスはこんな人におすすめ
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他人と違うスタイリッシュなSUVに乗りたい
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雪道や山道を頻繁に走行するためAWDにこだわりたい
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通勤はEV走行、遠出はガソリン併用のPHEVが理想
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アウトランダーPHEVは大きすぎると感じる方
三菱のエクリプスクロスは、日常使いとアウトドア、さらには環境性能までバランス良くカバーする新世代のSUVです。
試乗や比較検討を通じて、自分のライフスタイルに合うかどうかを見極めてみてください。