第6世代トヨタRAV4ついに登場!――国内価格390万~630万円で電動SUVの本命に
2025年6月5日に世界初披露された新型RAV4(6代目)。
トヨタはHEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)のみで構成する“フル電動ラインアップ”を掲げ、日本向け価格帯を390万~630万円と予告しました。
日本ローンチは2025年度内(最短で今秋~冬)と発表されており、すでに国内外のファンや販売店が熱い視線を注いでいます。
国内グレード&価格イメージ
パワートレイン | 主なグレード(想定) | 価格目安 | ここがポイント |
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HEV | Core/G/Adventure | 390万〜450万円 | 新開発2.5L+リチウムイオン電池。現行比+10万円前後に抑制 |
PHEV | GR SPORT/Woodland/Premium | 590万〜630万円 | 20kWh級バッテリーでEV走行150km(WLTC見込み) |

価格は各種報道・ディーラー資料をもとに編集部試算。正式発表時に変動する可能性があります。
エクステリア|キープコンセプト × “ハンマーヘッド”フェイス
先代の武骨さを残しつつ、フロントマスクはクラウンSUV譲りのハンマーヘッド形状へ刷新。
LEDヘッドライトは薄型化し、下部グリルをワイドに取ることで低重心かつ精悍な表情に仕上げています。
全長は+25mm、全幅は+15mmと小幅な拡大にとどめ、取り回し性を確保。GR SPORTは専用バンパーと19インチマットブラックホイールで差別化されます。
走りを支える新世代ハイブリッド&強化PHEV
HEV(第5世代ハイブリッド)
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システム総出力:約245PS
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駆動方式:FF/E-Four
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目標燃費:WLTC 25km/L台
PHEV(第6世代プラグイン)
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システム総出力:約320PS
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バッテリー:20kWh級 → EV航続最大150km
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急速充電:CHAdeMO 50kW対応、30分で80%充電目安
ハイブリッドはあくまで燃費と扱いやすさを重視。PHEVは電池容量を従来比+50%に拡大し、“通勤はEV、休日はハイブリッド”という二刀流を提案します。
コックピット:Arene OSで“走るスマホ”を実現
センターには14インチ大型タッチディスプレイ、メーターは12.3インチのフルデジタル。
Arene OSを初搭載し、ナビ・ADAS・インフォテインメントをOTAアップデートで常に最新に保ちます。
UIはスマホライクなカード式レイアウトで、音声アシスタントは「ねえトヨタ」で起動。サブスク形式でADASの高度化や音楽ストリーミングの高音質プランを追加できる仕組みも導入されます。
安全装備|レベル3準備型トヨタセーフティセンス
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ミリ波レーダー×LiDAR×単眼/ステレオカメラのトリプルセンサー
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高速道路渋滞時のハンズオフ追従をソフト更新で解禁予定
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居眠り検知カメラ+路肩停止支援を全車標準
国土交通省の自動運転レベル2+に対応しつつ、将来の有償アップデートでレベル3相当機能に拡張できる設計です。
発売スケジュールと購入戦略
- 2025/6/5 世界初公開(東京)→オンライン先行予約スタート
- 2025秋~冬 日本導入第1弾:HEV主要グレード
- 2026春 PHEV/GR SPORT投入、補助金枠も要チェック
半導体不足は緩和傾向とはいえ、人気グレードは納期が読めなくなる可能性大。
早期予約+グレード第二候補を決めておくのが賢い立ち回りです。
総評:買い時か否か?
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通勤&アウトドアを一台で:Adventure HEV
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電費と高出力を両立:Woodland PHEV
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走り最優先:GR SPORT
390万〜630万円は高額に見えますが、競合の電動SUVと比べると装備対価格で優位。
2025年度中に購入契約→2026年初頭納車が狙い目と言えそうです。